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はんのすず

はんのすず

トンネルの森
 トンネルの森
  角野 栄子 
  1945年 角川書店





国際アンデルセン賞を受賞した、角野栄子さんの本を読みました。

お母さんをなくして、新しいお母さんと小さい弟と、都会から田舎へ疎開した「イコ」の物語。
小学校へ通うのに暗い大きな森を抜けなければなりません。こわくてたまらないけど、やがて大きな声で「イコ、通ります!」と森にアイサツして通れるようになります。
小学校でも、すぐに友達にはなれませんが、方言をまねたりしてとけこもうとします。友達になった農家の、お祝いのごちそうを、3回もおかわりしてしまいます。お母さんからは、よその家で食べてはダメと言われていたけど、いつもとてもおなかがすいていて、我慢できませんでした。
大空襲で、お父さんが安否不明に。でも今まではあまり好きではなかったお母さんと、はじめて心から力をあわせて、おとうさんのためにがんばろうと思います。弟と二人だけで心細いけどがんばった留守番。
戦争が終わったことは、イコにとっても家族にとっても、暗い森の向こうの希望そのものです。




 
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